オーウェン 代表への思い語る
マンチェスター・ユナイテッド(マンU)の元イングランド代表FWマイケル・オーウェンは英紙『サンデー・オブザーバー』のインタビューの中で、自身の現況を語った。
現在31歳のオーウェンは、これまでイングランド代表として89試合に出場し、40得点をマーク。ボビー・チャールトン(49)、ガリー・リネカー(48)、ジミー・グリーブス(44)に次いで同代表で歴代4位の得点記録を持つが、ファビオ・カペッロ監督就任とともに代表から遠ざかっている。本人は代表メンバーから外れることに対する気持ちの移り変わりをこう明かしている。
「10年間代表でプレーしていたのに、ある日突然呼ばれなくなったんだ。カペッロ監督が来た最初の試合で、僕はベンチに座っていた。その時、『もしかして監督に気に入られていないのかもしれない』と思ったね。案の定、次の試合には招集されなかった。代表から漏れたことは悲しいけど、今は招集されないことに気落ちすることもなくなってきた。もう慣れてしまったんだ」
とはいえ、オーウェンはいつでも代表へ復帰する準備ができていることを強調した。
「代表チームでプレーするチャンスを断るつもりなど全くない。お呼びがかかれば5分で駆けつけるよ」
9月20日に行われたリーグカップのリーズ戦(3-0でマンUが勝利)では2得点するなど健在ぶりをアピールしたオーウェンだが、ウェイン・ルーニー、ハビエル・エルナンデス、ディミタール・ベルバトフ、ダニー・ウェルベックらとのポジション争いが厳しいものであることも十分自覚している。