ロッテ川越が引退 来季入閣も
ロッテ・川越英隆投手(38)が今季限りで現役引退することが26日、分かった。
13年目の今季は中継ぎで18試合に登板して0勝0敗0セーブ、防御率1・37。安定した投球を見せていたが、チームの若返りを図る方針により出番が減っていることで引退を決意した。近く正式表明する。
球団では川越の野球に取り組む姿勢や卓越した投球理論を高く評価。指導者として球団に残ってもらいたい考えもあり、退団が決定している西本2軍投手コーチの後任を要請する可能性が高い。
◆川越 英隆(かわごえ・ひでたか)1973年(昭48)6月8日、神奈川県生まれの38歳。福島・学法石川3年時に春夏甲子園出場。青学大を経て日産自動車では98年都市対抗で優勝に貢献して橋戸賞。同年、逆指名でオリックスに入団した。プロ通算298試合登板、54勝76敗0セーブ、防御率4・10。1メートル74、76キロ。右投げ右打ち。